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はじめてのドメイン・ホスティング

インターネットとドメインの関係

インターネットは全世界規模のネットワークの集合体で、数限りないネットワークが様々な形で結合し合って大きなネットーワークを形作ってます。ドメイン(ドメイン名)は、このインターネット上の住所や組織名を表すもので、世界で唯一無二の文字列で構成されます。インターネットには非常に多くの機器が接続されます。それらの機器に重複しない名前(アドレス)を付与することは非常に困難です。そこで、インターネットに接続された住所や組織ごとに管理を分け、各機器に自由な名称をつけられるようになってます。

ドメインの取得とは

ドメイン名は、インターネット全体で重複しない名前でないといけませんので、その管理も世界規模で行われてます。各国にドメインを管理する窓口があり、ドメイン取得・管理業者は、その組織に対する申請や維持管理といった活動を代行します。ドメイン名は私たちの生活や仕事で言えば、役所に登記された住所や会社名に相当する非常に大切な情報です。会社名などは役所の管轄範囲で重複しない名前であれば登記できますが、ドメイン名は世界でただ一つの名前になります。そういう意味では会社名よりも通用範囲が広く、決定や取扱いにはより厳密性が要求されます。しかし、ドメイン名は一度取得すれば重複した名前が出現することはなく、インターネットという広い世界を直接構成する新たなネットワークを創出したことになります。

ホスティングサービスとは

一方ホスティングサービスは、取得したドメイン名の配下にWebサーバやメールサーバなどの様々な機能を持ったホストコンピュータを配し、Webの公開やメールの送受信に代表される各種サービスを契約者に提供します。ここで一つ間違いやすいことは、ホスティングサービスはホストコンピュータを使ったサービスを提供するだけで、契約者がインターネットに接続するためのインフラは提供しないということです。インターネットへの接続業者はISP(Internet Service Provider)と呼ばれます。ホスティングサービスだけを利用して自分でインターネットを利用しない人はいないと思いますので、ホスティングサービスの利用に際しては、予めこれらISPと契約を結び、接続環境を整えておく必要があります。

業者選びで大切なこと

特に、IT関連の知識があまりない方が、ドメイン名の取得や管理、ホスティングなどのサービスを提供する業者を選択する際のポイントは、サービス内容が充実していることは勿論のことですが、情報の開示量と操作性、そして何よりもサポートの柔軟性です。業者と会話する際、ある程度の専門用語は避けて通れませんし、それぞれ異なる業種の人同士が意思を交わすことは大変難しいことです。従って、最後は窓口担当者がお客様の知識レベルを即座に判断し、機転を利かせて会話速度や表現方法を調節できることが重要です。ドメイン取得・ホスティングサービス初心者にとって依頼する業者や介添え者の質を的確に判断することが、ストレスの少ないインターネット活用のキーになりますので、是非実践してみてください。